【夏旅】家族みんなで福崎町を満喫~約1時間の満喫コースをご紹介~
お知らせ
ゴールデンウィークが終わり、楽しかった時間の余韻に浸りつつ…あと2ヶ月もすればやってくるのが「夏休み」。お子さまにとっては待ちきれない夏休みも、お父さんやお母さんにとっては「次はどこに行こうかな…」とまた計画を立てることになりますね。
そんなお父さんやお母さんを応援すべく、新プランが登場!
その名も「最大22,000円OFF!夏休み限定お子さま無料プラン~田舎で夏休みを楽しもう!~」
夏休みといえば、青い空に緑の田園風景…大人になっても、夏になるとあの楽しかった記憶が蘇りませんか?
そんな風景を子供たちと一緒にまた味わうことができるのが、ここ福崎町。田舎ならではの風景に自然の音や色、どことなく懐かしさを感じながら、夏の思い出をまた一つ家族で作ってみませんか?
今回は、播磨福崎 蔵書の館・支配人が皆様に「おススメしたい宿周辺を気軽に探索できるコース」と
夏ならではのお楽しみをご紹介。
みなさんのワクワク夏休み計画の参考になれば幸いです!
・妖怪に会えるスポット「辻川山公園」
・県指定文化財「柳田國男生家」
・神崎郡歴史民俗資料館
・鈴ノ森神社
・辻川山展望台
・妖怪ベンチ探検ツアー
・夏休みの読書感想文にもピッタリ「絵本・本」紹介
■宿周辺のおすすめ探索コース
1.妖怪に会えるスポット「辻川山公園」(徒歩3分)
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民俗学の父と呼ばれている「柳田国男」の出身地である福崎町には、カッパをはじめとした妖怪に会えるスポットが点在しています。「辻川山公園」はその一つで、「柳田国男」の生家がすぐそばにある公園内にはたくさんの妖怪の像が設置されていて、中には動くものも…
〈check!15分おきに会える河童と天狗〉
「ブクブク…」「ギィィィィ」と不気味な音を立てながら登場するので、ちょっとしたアトラクションを見た気分。この時間になると呼び寄せられたかのように人々が集まりだすとか…
<辻川山公園の基本情報>
住所:兵庫県神崎郡福崎町西田原
アクセス: 播磨福崎 蔵書の館から徒歩3分
河次郎の出没時間:9:00~17:00 毎時0分 15分 30分 45分
2.県指定文化財「柳田國男生家」(徒歩5分)
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文化勲章を受章した民俗学者柳田國男は福崎町名誉町民第1号でもあり、國男の生家である松岡家の兄弟(鼎、泰蔵、國男、静雄、輝夫)はそれぞれの道で大成し、ともに顕彰するために記念館が作られました。
生家は記念館の西隣に移設・保存されており、昭和47年に兵庫県指定民俗文化財となりました。柳田國男はこの生家を「日本一小さな家」といい、そこから民俗学への志も源を発したといってよいと著書『故郷七十年』の中に記しています。江戸時代中期(18世紀中頃)の建築と考えられ、当時の伊pp何農家の基本的平面を持つ民家としても貴重であるとか。
〈check!江戸時代に作られた“日本一小さな家”を見てみよう〉
緑が生い茂る中、ポツンと見える古い家。昔の人々がどんな風にここで生活していたのか…タイムスリップした気持ちで観察してみてください。
3.福崎町の歴史がわかる神崎郡歴史民俗資料館(徒歩5分)
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柳田國男・松岡家記念館を見学し生家を見た後は、神崎郡歴史民俗資料館へ。福崎町の歴史や、小さな家が建っていた時代の生活用具などが展示されています。
建設されたのは1886(明治19)年。役所として使われていましたが老朽化に伴い一旦は取り壊しが決まったものの、保存運動を経て、現在地に移築・復元されました。
ギリシャ様式のバルコニーが特徴のデザインからは想像しがたい木造瓦葺き。内外に意匠を凝らした彫刻もあります。1987(昭和62)年には、兵庫県指定重要有形文化財に指定されています。
4. 国男少年ゆかりの鈴ノ森神社(徒歩5分)
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生家のとなりに、国男少年の遊び場だった鈴ノ森神社があります。合格祈願に絵馬を奉納すると良いといわれている神社。松岡家の氏神であり、実際に英才兄弟を輩出しているということで御利益があるはず…!
〈check!神社の横には虫の声…?〉
この神社の脇から「学問成就の道」と呼ばれる道があります。辻川山の山頂を経由し菅原道真を奉る北野天満神社までの約500メートルの道。万葉集の句碑や松岡家兄弟の石像が所々で見ることができます。歩いていると「カサカサ」と音が…夏には蝉の声はもちろん、自然ならではの虫たちがきっとたくさんいることでしょう。もしかすると、虫ではなく、妖怪…だったりして?
5. 辻川山展望台(徒歩15分)
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辻川山(標高126.8メートル)の山頂にある展望場です。天才歌人といわれながら早世した、福崎町出身の岸上大作(昭和14~35年)を顕彰するため整備。展望スペースからは、岸上が生まれ育った井ノ口地区が一望でき、のどかな田園風景を一望することができます。散策の休憩場所にもちょうどいい場所です。
6. 妖怪ベンチ探検ツアー
福崎町には二十体以上もの妖怪キャラクターが!
サイクリングをしながら、愉快な妖怪たちと出会える探検ツアーをお楽しみいただけます。
夏休みの思い出に、出会った妖怪たちとの写真撮影はいかがですか?
■夏休みの読書感想文にもピッタリ「絵本・本」紹介
![](https://nipponia-fukusaki.jp/master/wp-content/uploads/2024/05/book-1024x1024.jpg)
今も昔も変わらずにある夏休みの定番「読書感想文」。長い休みを使って本に触れ、読む力や考える力を養いましょう。「蔵書の館」と名が付く当館には家ではなかなか本が読めないというお子さま(お父さんやお母さんも?)も、この歴史ある建物と、静かで心が落ち着く空間ではゆっくり本と向き合えるかもしれません。
「文喫」や「箱根本箱」を手掛ける日本出版販売㈱のブックディレクションブランド「YOURS BOOK STORE」がセレクトした約五百冊の蔵書をお楽しみいただけます。
本も出会いの一つ。今まで知らなかった世界を知ることや新たな発見があるかもしれない…本の魅力を改めて感じることができるかもしれません。
播磨福崎 蔵書の館の全7室には、時計やテレビがありません。一見不便に感じるこの場所には、「ここでしか感じられないモノ」があります。
300年以上も前に建てられたこの屋敷の中には、今も残る刀の傷跡や当時の人々の知恵と工夫が残されています。博物館のようなこの場所に「宿泊」するからこそ感じる「音」「香り」「歴史」…何もないけど何かがあるこの場所で、日常から少し離れて、時間の流れを感じてみてはいかがでしょうか?