歴史の中で、家族になる
お知らせ白無垢の支度が整うころ、
主屋では「きれいだろうね」と小さな声が重なる。


三木家住宅で行う“主屋式”は、
式場ではなく、暮らしの中で挙げる結婚式。
昔、結婚式は家で行われていました。
花嫁は自宅で支度を整え、
親族や近所の人が自然と集い、
祝言は「家と家」を結ぶ大切な節目でした。



だからこそ、
花嫁を待つ時間さえ、あたたかな儀式。
畳の香り、きしむ床、縁側から差す光。
何十年も続いてきた時間の中で誓う和婚は、
派手さよりも、心の温度が残ります。
襖が開き、花嫁が一歩踏み出す。
その瞬間、主屋の空気がふわりと変わる。




古民家で挙げる和婚は、
文化を“体験する”結婚式。
静かに、深く、
記憶に残る一日です。



